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2002年入社 製造グループ 製造1チーム
学生時代にガソリンスタンドでアルバイトをしていて「自動車の内部パーツに関わる仕事がしたい」と感じて当社を選びました。現在は自動車部品のプレス加工のオペレーターを務めています。マシンにかける材料(コイル材)や部品の種類が変わると作業内容も大きく変わるので、常に専門知識の習得を心がけています。未経験の部品に対して「当社工場の機械でどう加工するか。どんな工程がベストか」を考えるのが最大のやりがいです。
入社後はまず安全教育を受け、先輩の仕事を見ながら大まかな流れをつかんでもらいます。それから、金型の着脱やプレス機の操作などをマンツーマンでご指導します。当社には教育熱心な先輩が多いので、少しでも困った顔をしていれば「○○君、どうした?」と声がかかるはずです。金型について、プレス加工について、いまは何も知らなくても入社してから勉強すれば大丈夫です。
自動車部品のプレス加工と金型製作の両方を手がけているのが当社の大きな魅力です。以前、加工後の部品が金型から外れない(接着してしまう)という問題が発生した時には、金型の担当者とともに原因を突き止め、金型の設計変更や実機での検証を繰り返して何とか解決しました。ものづくりの大もとである金型づくりから部品加工までの一貫体制こそが当社でのものづくりの醍醐味だと思います。
普段から心がけているのは、不良品を流出させないため機械を「止める勇気」を持つことです。「品質よりも納期を優先」では、これからの企業は成り立たないと思います。現在、私は製造部門のチームリーダーも務めていますが、この「止める勇気」の大切さを安全意識の徹底とともに常にスタッフに言い聞かせています。
将来的には、プレス加工だけでなく金型についても知見を深めて、多能工といえるまでに成長したいと考えています。また新人にとっては「富塚さんに聞けば何でも教えてくれる」という存在でありたいですね。これから自動車は電気自動車(EV)の時代が本格到来するかと思います。その時代の新しい技術に対応したプレス加工や金型技術を当社から発信していくのが大きな目標です。